レギュラーコーヒー

ストーリー・シーンから生まれた
かつてどこにもなかった新しい味わい。
多彩なレギュラーコーヒーを新提案。

「日本のコーヒーの父」と呼ばれた創業者のほとばしる情熱に原点回帰し、
その情熱を受け継いだ現代のプロフェッショナルたちが新たなレギュラーコーヒーを開発。

これまでとは全く異なるアプローチとして、さまざまなストーリー・シーンから多彩な味わいを創りだしました。

上島珈琲店 「19の物語」

珈琲文化の足跡をたどり、
新しい味わいを創造する。

上島珈琲店ブレンド

喫茶文化の昇華

UCC 農事調査室 室長 中平尚己

この「上島珈琲店ブレンド」を 店頭で使うようになってから20年。 お店の看板メニューであるミルクや黒糖を使ったメニューが、 引き立つような味わいを計算して、 ブレンドの内容や配合比率、焙煎度合いを組み立てました。 「上島珈琲店に来たら、まずはこれ」ということで ここからスタートしていただくのは本当に自然な流れ。 ブレンドと焙煎の最先端技術を駆使して 今にふさわしい味をお届けしています。 ぜひお家で…

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Don’t Go Dongoros

奮闘への応援歌

UCC 取締役 営業統括本部 特定営業部 部長 長瀬智子

創業当時、営業から帰ってくる社員はいつも疲労困憊。 なぜなら猛暑の中、コーヒーを配達するために、 生豆が入った袋「ドンゴロス」を担いで お得意先への階段を昇り降りしていたから。 70kgもの生豆が入ったこの袋は 余裕を持たせた梱包で中の豆が固定されず、とても不安定。 担ぎ慣れるまでには相当時間がかかったそうです。 「焙煎所に運ぶのは大変だけど、売れて良かったな。」 「苦労して運んだから、焙煎でもっ…

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Messenger from Far East

極東からの贈り物

UCC マーケティング本部 嗜好品マーケティング部
嗜好品ブランドフューチャーチーム 赤石 朋

「Messenger from far East」 直訳すると「極東からの使者」。 コーヒーが日本に輸入がされ始めたのは、 1800年代後半ぐらいからのこと。 その多くはブラジルからのもので、 当時は高級な舶来品としてとても貴重なものでした。 ブラジルが本当に遥か東「far East」だった時代、 人々を魅了したコーヒーの味わいをたどりながら 現代的にアレンジした、深みのあるブレンドです。

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Foot Print of TADAO

珈琲黎明の足跡

UCC 農事調査室 室長 中平尚己

コロンビア、インドネシア、ブラジルのブレンドは、 当時の喫茶店で使われたハウスブレンドに紐づく組み合わせで、 上島忠雄の足跡としてベストなセレクト。 それぞれのコーヒー豆のキャラクターが、 ブレンドの中から垣間見えるような設計になっています。 パッケージのイラストは、 上島忠雄がそのコーヒーの産地を歩いているイメージ。 喫茶店のマスターがネルで落としてくれるような、 苦みだけでなく、複雑な奥行きを…

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W cracking Deep

絶妙火入れの合図

東日本1エリア 店長 小野愛輝

コーヒー豆を焙煎していると聞こえてくる パチパチという音(クラッキング)。 1回目は甘みや香りが立ち始めた合図、 2回目が鳴ると、深炒りに到達した合図です。 これがダブルクラッキング。 それ以上火を入れると炭になってしまう、寸前のところです。 しっかり焙煎された豆は、苦みが強く、酸みは少なめ。 香ばしく甘い余韻を残します。 絶妙な火入れが起こす、コーヒー豆の美味しい変化です。

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Furious Damper

職人気質な深炒り

UCCコーヒーアカデミー専任講師 土井克朗

「Furious Damper」 「Furious」を直訳すると「怒り」。 焙煎時にパチパチと豆がはぜる様子を怒りになぞらえました。 「Damper」ダンパーとは、焙煎機の中に風を送り込むシステムのこと。 豆を深炒りする際に、香ばしく焼き上げるのに欠かせません。 そんな職人気質な名前がつけられたコーヒーは、 芳醇な香りと深い甘さを極限まで引き出すため、 ギリギリまで挑戦したダークロースト。

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Night Owl Dream

夢見の濃厚深炒り

東日本1エリア 店長 小野愛輝

「Night Owl」は、夜行性であるふくろうにかけた、 夜型を意味するカジュアルな英語表現。 夜遅くまで活動して寝るのが遅くなってしまう人のことですが、 こんな人も、「夜も香り豊かな濃いコーヒーが飲みたいけれど、 カフェインが入っているので寝られなくなる」と、心配かもしれません。 そんな人に「Dream」=「夢」を与えるのが、このコーヒー。 びっくりするほど濃厚で、深みのある味わい、 なのにカフ…

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Bow-tie’s pour

マスター拘りの一杯

UCCコーヒーアカデミー専任講師 中井千香子

「Bow-tie’s Pour」は、文字通り蝶ネクタイをつけたような 小さいけれど瀟洒(しょうしゃ)で落ち着ける喫茶店のマスターが、 シルバーのコーヒーポットからお湯を注ぎ 一杯一杯こだわって淹れてくれる 懐かしいハウスブレンドのイメージ。 程よい酸みとほのかな苦み、 クリーミーな口当たりと心地よく甘い余韻を 楽しんでいただきたいザ・コーヒーです。

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Glass Globe

シン・サイフォン

UCCコーヒーアカデミー専任講師 村田果穂

午後の光が照らす サイフォンのフラスコ。 その中に輝くのは「Glass Globe」。 薄くもなく濃すぎもしない ちょうどいいオレンジカラーが美しい。 ダークチョコ、シナモンのスパイシーな香りに ドライオレンジのような凝縮感のある柑橘系の味わい。 後に続くキャラメルの甘さが 優しい余韻を残します。

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Black Amber Drop

凝縮バランスの一滴

東日本1エリア マネージャー 景山璃奈

「Black Amber Drop」 それはネルドリップによる比類なき濃厚な一滴。 滑らかな口当たりで、時間が経過しても その風味が失われることなく、それどころか 甘みさえ増してくるような 最後の一滴までおいしいと感じられるコーヒー。 上島珈琲店の本質ともいえる味わいを ご家庭でもお手軽にお楽しみいただける、 そんなコーヒーを目指しました。

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Time to Bed

寝る前のリラックス

UCC マーケティング本部 嗜好品マーケティング部
嗜好品ブランドフューチャーチーム 赤石 朋

コーヒーは、その香りや味わいに癒され、 リラックスを誘うもの。 だから、寝る前のまどろんだ時間にも寄り添えるような コーヒーをつくりました。 カフェインレスコーヒーという機能はもちろん、 酸みが少し抑えられた ナッツのようにやわらかな味わいが リラックスの時間をサポートしてくれるような 優しくマイルドなコーヒー。 コーヒー時間が広がる「Time to Bed」。

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Chill lil ice

新感覚すっきり系

東日本1エリア 店長 小野愛輝

たくさんの氷で急冷しなくても、 Lil(Littleの略)=「小さな」氷で十分にChill=冷えて、 美味しくリラックスできる、新しい味わい。 強い苦みとコクが味わいのメインだった これまでのアイスコーヒーとは違う ほどよい苦みとフルーティーなフレーバーが感じられる すっきりとした甘さの次世代アイスコーヒー。 苦くて濃いアイスコーヒーが 苦手だった方にも「Chill lil ice」を。

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Tamon to the Dock

高揚感と情熱

UCC 農事調査室 室長 中平尚己

「Tamon to the Dock」は、 上島珈琲創業当時、世界への玄関口だった ドックへと続く多聞通りで 繰り広げられていた営みをイメージ。 まだまだ海外への渡航も困難だった時代、 生産国を自らの足で訪問し、選りすぐった コーヒー豆が港に着くのを、今か今かと待っている。 期待を込めて荷受けをし、つくりたい味にこだわって 慎重に焙煎を仕上げ、自らのお店の商品として 初めて世の中に送り出す。 その…

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Sleepy Head

目覚ましサポーター

東日本1エリア マネージャー 景山璃奈

「Sleepy Head」がイメージしたのは、 朝起きたばかりでまだ眠い目をこすりながら、 大きめのカップでコーヒーを飲む光景。 スイートオレンジのように爽やかな酸みが、 まだぼんやりした頭を目覚めさせ 気分をすっきりリフレッシュ。 滑らかな甘い後味も、朝を快適にスタートさせるのに 一役買ってくれそうです。

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Kurakuen the Uphill

進化への決意

UCC 取締役 営業統括本部 特定営業部 部長 長瀬智子

上島珈琲店発祥の地、苦楽園。 芦屋もすぐ近く山手に位置し、 お洒落で気分が上がるところ。 当時、高級な博来品だったコーヒーの味に感動し、 情熱的な思いで事業をスタートさせた一人の若者は、 ブレンドの妙、丁寧な焙煎によって 様々な味わいが作れる面白さなどもきっと発見して、 「コーヒーの美味しさと文化を、ここから日本中へ発信し、 進化させていきたい」と、決意したことでしょう。 顔を上げて前を向くコーヒ…

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Golden Slumber Light

まどろみの輝き

UCCコーヒーアカデミー専任講師 村田果穂

「Golden Slumber Light」は、 直訳すると「黄金のまどろみ」。 「Golden」は、黄金の輝きと 焙煎時のゴールデンタイム(浅炒り)にもかけました。 黄金のように輝いて見える明るくクリアな色、 カシューナッツのように香ばしく甘やかな香りと 心地よい酸みと甘みのバランス。 まどろんでしまうほどの 心地よさを感じていただける リラックス系コーヒー。

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Pool N Bloom

五感に響くドリップ

UCCコーヒーアカデミー専任講師 中井千香子

「Pool N Bloom」 「Bloom」とは、コーヒーを淹れる時に、 まずしっかりと抽出する準備として行う「蒸らし」のこと。 一方の「Pool」は、ドリッパーの中が だんだんと水溜りのような感じになってくるのをイメージした言葉。 抽出の過程を楽しみながら、 奥行きのあるフルーティーな香りと クリーミーな口当たりを味わっていただけるコーヒーをつくりたくて、 ブレンドと焙煎度合い、酸みと甘みのバラ…

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Stung by a bean

やられた!への挑戦

UCCコーヒーアカデミー専任講師 土井克朗

「Stung by a bean」は、直訳すると「豆にやられた!」 それは、良い意味で期待を裏切るかもしれない、 これまでに体験したことのないアロマティックなコーヒー。 ふわっと鼻に抜けるフローラルな香りと フルーツティーを思わせる明るくみずみずしい味わい。 爽やかな酸みと共に感じられる蜂蜜のような甘み。 上島珈琲店だからこそ作り出せた絶妙なバランスを お楽しみいただける「Stung by a b…

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19 Stories Illustration

Interview

イラストレーター 織田知里さん

「上島珈琲店」シリーズのイラストレーター、織田知里さんに聞きました。コーヒーのストーリー性やクオリティを伝えるのに欠かせない、その作品の魅力に迫ります。